わんちゃんとのお出かけといったら、まず思いつくのはドッグランですよね。今回は都内にあるおすすめのドッグランと、ドッグランにお出かけする際のポイントをご紹介します。
目次
ドッグランに行くメリット
- 普段のお散歩とは違った雰囲気なので犬の気分転換になる
- 他のわんちゃんと遊んで犬同士の社会性も身につく
ドッグランに行く前のチェックポイント
予防接種等証明を持っていく
初めて利用するドッグランの場合、登録が必要なところがほとんどです。
- 狂犬病予防注射済票
- 区や市が発行している犬鑑札
- 混合ワクチンの接種証明書
せっかくわんちゃんを連れて行ったのに、入れずに帰宅……。なんてことにならないよう、上記の3点は用意していきましょう。ちなみに、生後6ヶ月未満など、子犬は利用できない場合もあるので、事前に調べてから行きましょう。
大体の公園は、サービスセンターや管理棟で登録手続きを行いますので、初めて行く際は登録場所など確認してから行きましょう。
水筒を持っていく
だんだんと暑くなるこれからの季節。人間用の飲み物に加え、わんちゃん用のお水も用意必須です。ドッグランによってはお水やお皿が用意してあるところもありますが、他のわんちゃんがいて愛犬が飲めないこともあるかもしれないので、持参するようにしましょう。
マナー袋(うんち用の袋)
お散歩のときと同じで、ドッグランでも原則うんちは飼い主さんの処理が必須です。中にはとても親切なドッグランもあり、袋やゴミ箱が用意されているところもありますが、基本的には持ち帰ることが義務付けられているので、マナー袋は持っていくようにしましょう。
代々木公園
エリア指定あり 要事前登録
都内のドッグランといえば、代々木公園を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。あの広い敷地内でわんちゃんのお散歩やピクニックをしている人も多く、ドッグフレンドリーなイメージが強い公園です。
休日や連休などは多くのわんちゃんやご家族で賑わっていて、わんちゃん同士たくさん遊べるスポットの一つとなっています。
そんな代々木公園のドッグランは、犬の体重10kg以上の「中・大型犬用エリア」、12kgまでの「小・中型犬用エリア」、5kgまでの「超小型犬用フィールド」と3つのフィールドに分かれています。
ドッグランの利用には事前登録が必要で、代々木公園サービスセンターにて手続きを行います。その際、犬鑑札と狂犬病予防注射済票の現物が必要となりますので、初めて利用される方は忘れずにお持ちください。
・営業時間:9:00〜17:00(代々木公園サービスセンター)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前にサービスセンターにて登録が必要
桜ヶ丘公園
エリア指定あり 要事前登録
多摩川近くにある都立公園「桜ヶ丘公園」は、広大な敷地を持つ大きな公園です。桜や紅葉など季節の植物を楽しむこともでき、愛犬と園内をお散歩したり、ピクニックをするのにも最適です。
ドッグランを利用する際は、公園内のサービスセンターで登録を済ませてから利用しましょう。犬鑑札と狂犬病予防注射済票(どちらもプレート状のもの)の提示が必要です。区画は「10kg以上の大型犬」と「10kg以下の小型犬用」に分かれているため、体格の近いわんちゃんと遊ぶことができるので、飼い主さんも安心です。
・営業時間:サービスセンター:午前10時~12時、午後1時~4時(登録日:毎週 月・火・金・土・日)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前にサービスセンターにて登録が必要です。(攻撃性の強いわんちゃんは、登録の制限があります)
蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)
エリア指定あり 要事前登録 水飲み場あり
世田谷区の街の中に佇む蘆花恒春園。都会の喧騒を忘れて森林浴をしたくなるような、そんな公園です。四季を感じられる花や、竹林も植えられているので、わんちゃんと一緒に園内をお散歩するのも楽しそうです。
もちろんドッグランもあります。「大型犬用」「小型犬用」に分かれていて、こちらも利用登録は必須です。
登録は蘆花恒春園サービスセンター窓口ですることができ、犬鑑札と狂犬病予防注射済票(どちらも現物)が必要となります。
水飲み場もあります。ここのドッグランはかなり穴場で、平日だと貸し切り状態なこともありました(2021年5月時点)。警戒心の強いワンちゃんのドッグランデビューにおすすめ。
・営業時間:蘆花恒春園サービスセンター窓口:9:00~16:30(年末年始は除く)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前にサービスセンターにて登録が必要です。
城南島海浜公園(つばさドッグラン)
エリア指定あり 海近 要事前登録
東京都大田区に位置する「城南島海浜公園」は、その名の通り海に面しているため砂遊びや砂浜をお散歩することができます。海を見たことのないわんちゃんはぜひ連れて行ってあげたいスポットです!
公園内には「つばさドッグラン」が併設されており、「フリーエリア」と「小型犬優先エリア」に分かれています。利用の際には、愛犬ごとに城南島海浜公園管理事務所にて登録が必要です。登録には、犬鑑札と狂犬病予防注射済票が必要なので、初めて利用する場合には忘れないようお気をつけください。
・営業時間:公園管理事務所の窓口受付け時間:10:00〜16:00(定休日:毎週水曜日・年末年始)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前に公園管理事務所にて登録が必要
大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森(しおさいドッグラン)
エリア指定あり 水飲み場あり
「城南島海浜公園」の系列公園で、「しおさいドッグラン」を併設する大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森。スポーツの森と銘打っているだけあって、陸上競技場や野球場、テニスコートなど都内有数のスポーツ公園です。
その中にドッグランもあり、「大型犬優先エリア」「小型犬専用エリア」と区分けされています。犬用水飲み場も設置されているため、わんちゃんが遊んで疲れても水分補給ができるようになっています。
初めて利用する場合には、大井スポーツセンター(大井ふ頭中央海浜公園管理事務所)にて登録が必要です。「たつみの森ドッグラン」「つばさドッグラン」の利用登録証があれば、新たな登録は不要で利用できます。
・営業時間:6:00~20:00
大井スポーツセンター:8:30~18:00
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前に公園管理事務所にて登録が必要
駒沢オリンピック公園
エリア指定あり 要事前登録
駒沢オリンピック公園は、都内でも有数の大きな公園です。競技場やサッカー場、テニスコート、体育館などスポーツをする方も多く訪れます。また園内をジョギングしている人も多く、常に賑わっている印象です。
ドッグランはメインの広場からは少し離れた場所にあるため、場合によっては園内をぐるっとお散歩しながら向かうことになるかもしれません。
区画は「中・大型犬優先」と「小型犬専用」に分かれていて、こちらも公園管理所にて事前の利用登録が必要です。犬鑑札と狂犬病予防注射済票を持っていきましょう。
・営業時間:8:30~17:30(公園管理所)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前に公園管理事務所にて登録が必要
ILIO ららぽーと豊洲 ドッグラン
天然芝 エリア指定あり 商業施設隣接
東京湾を望む、天然芝のドッグラン。ワンちゃんが安全かつたっぷり遊べるように設計されたエリアは、とても人気。有料ですが、それだけの価値はある都内で評判の愛犬家スポットです。
「小型犬専用エリア(~7kg)」と「全犬種用フリーエリア」に分かれているので、ワンちゃんたちもめいいっぱい遊ぶことができます。
隣にはトリミングサロンやペットホテル、予防医療を専門としたヘルスサポートの店舗があります。ホテルでは一時預かりもできるので、お買い物も楽しめますね。
・営業時間:10:00~21:00
・料金:500円(30分/平日)700円(30分/土日祝)
・駐車場:あり
・その他:利用規約に署名をする必要がある
(おまけ)小金井公園
23区外 エリア指定あり 要事前登録
最後に23区ではありませんが、玉川上水沿いに位置する小金井公園は、広大な敷地をもつ都内でも有数の大きな公園です。季節の花や木々が植えられているので、四季を感じることができる豊かな公園。
ドッグランは園内の中央から少し西に位置し、「大型・中型犬用」「小型犬用」に分かれています。公園がとても広いので、ドッグランの利用と併せて園内のお散歩をする飼い主さんも多いそう。
ちなみに小金井公園もドッグランの利用には登録手続きが必要です。犬鑑札と狂犬病予防注射済票を持っていくようにしましょう。
・営業時間:9:00~17:00(サービスセンター)
・料金:無料
・駐車場:あり
・その他:利用前にサービスセンターにて登録が必要
愛犬と遊びに行きたいドッグランは見つかりましたか?他のわんちゃんと戯れることで、愛犬もきっと楽しんでくれるはずです。
今回紹介したスポットはどこも大きな公園なので、ドッグランの前後にお散歩をしたり、ピクニックをしたりと、愛犬との時間を充実したものにもできるでしょう。まだドッグランを体験したことのないわんちゃんもぜひ楽しんでみてください。